イグ・ノーベル賞受賞~股のぞき効果とは何ぞや
2016 / 09 / 24 ( Sat ) 09:05:35
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 今朝の東京は雨上がりの曇りです。

 部屋の湿度は70パーセント超えです。

 おはようございます、kakisakasanです。

 
 ご存じの方も多いと思いますが、日本時間9月23日朝、米ハーバード大学のサンダーズ・シアターにて「イグ・ノーベル授賞式」が開催され、立命館大学の東山篤規教授(65)と大阪大学足立浩平教授(57)が「知覚賞」を受賞されました。

 その研究内容は「股のぞき効果」。

 子どもの頃、おそらく誰もが一度はやったことがあると思います。

 海や山など、景色の良いところに行くと、前屈みになって逆さまになった風景を股から覗く、あれですよ。

 股のぞきで有名なのは日本三景の一つ京都府の『天橋立』でしょうね。

 詳細はこちら。
 http://www.viewland.jp/hiryukan/

 では、具体的な研究内容はどんなものか。(実験心理学が専門の東山教授が主に研究を行い、足立教授が統計分析に協力。2006年に専門誌に論文を発表)

 合計90人に股のぞきなどをしてもらい、離れた位置に目印(三角形の板)の見かけの大きさや距離を当ててもらう実験を繰り返したそうです。

 その結果、股のぞきをすると、直立して見るより目印が小さく、遠くの目印が手前にあるように感じる錯視の効果が確認できたそうです。

 股のぞき効果は、目印が大きく遠くにあるほど目立ち、45メートル離れた地点に置いた高さ1メートルの目印は高さ60センチ前後に感じるとか…

 さらに錯視が起きる原因に、前かがみの姿勢が深く関係していることも示唆…

 プリズムを使って上下左右が逆に見えるようにした「逆さ眼鏡」をかけて股のぞきをすると、見える景色は直立した姿勢と同じになります。

 ところが、その場合も、逆さ眼鏡をかけずに股のぞきをした時と同じような錯視が起きていたそうです。

 これは姿勢などの体感が視覚に直接影響する証拠の一つということ。

 東山教授は「実験に協力してもらおうと声をかけると、男性は『ようそんなことやっとるな』という顔をするし、女性には『恥ずかしいのでやりたくない』と言われる。初めて聞いたときにくすっと笑ってしまうテーマだったのが、評価された理由でしょう」と話しています。

 主催者のマーク・エイブラハムズさんは「(東山教授の研究は)今年最も面白い研究の一つ。候補者リストにはまだたくさん日本人の名前がある。日本は来年以降も受賞を期待できる」と話したそうです。

 子どもの頃遊びでやっていた股のぞきがこんなふうに研究されるなんて、考えてみれば不思議な気もします。

 小さなお子さんがいらっしゃる方は、今度一緒に股のぞきをされてみてはどうでしょうか。

 研究内容の通り見えるかどうかを話し合えば、楽しい親子のひとときが過ごせると思いますよ。



 典拠URL
 しらべぇ~イグ・ノーベル賞で日本人が10年連続の受賞 「股のぞき効果」研究で 2016/09/23/ 09:00
 http://sirabee.com/2016/09/23/167283/
 朝日新聞digital~「股のぞき効果」研究 日本人2人にイグ・ノーベル賞 ケンブリッジ〈米マサチューセッツ州〉=小林哲2016年9月23日08時00分
 http://www.asahi.com/articles/ASJ9P5K1CJ9PULBJ011.html

 
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