指しゃぶりはアレルギーを軽減させる?
2016 / 07 / 19 ( Tue ) 05:59:16
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 今朝の東京は曇りです。

 ピーという鳥のさえずりが聞こえます。

 おはようございます、kakisakasanです。


 授かった子供が次第に大きくなってくると、そろそろ止めさせたい習慣にお母さん方は頭を悩ませると思います。

 指しゃぶりや爪かみもそんな習慣のひとつと言えます。

 しかし、一般的に「悪い習慣」と言われるこれらの行為を持っていた子どもは免疫系が強化され、アレルギーの発症率が低下するということを示す研究結果が発表されました。

 ニュージーランドにあるDunedin School of Medicineのステファニー・リンチ氏は、幼児期など人生の早期で微生物に触れることでアレルギーのリスクが減少するという衛生仮説をもとに、「指しゃぶり」や「爪かみ」という幼児特有の習慣が微生物の露出を増加させ、アトピー・ぜんそく・花粉症などに対する耐性を持つという仮説を立てました。

 研究チームはこの仮説を検証するべく、ダニーデン大学が1972年~1973年に生まれた1037人の子どもを対象に行っていた出生コーホート調査を引用しました。

 ダニーデン大学の追跡調査で、子どもの両親は子どもがそれぞれ5歳・7歳・9歳・11歳の時に指しゃぶり・爪かみの習慣を持っているかを報告しています。

 さらに13歳・32歳の時に皮膚プリックテストを実施し、イエダニ・花粉・犬・ネコ・馬・羊毛・アスペルギルス症などを引き起こすカビ類などのアレルゲンを持っているかどうかが調査されました。

 両親の報告によると、子どもの31%は5歳・11歳の時点で指しゃぶり・爪かみの習慣を片方、もしくは両方持っていると報告しています。

 724人の子どもが13歳時点の皮膚プリックテストを受け、そのうち45%は少なくとも1つのアレルギーを持っていることがわかっています。

 リンチ氏の研究チームがこれらのデータを「指しゃぶり」「爪かみ」の習慣の有無で分類したところ、指しゃぶり・爪かみのどちらか1つの習慣を持っていた子どものうち、アレルギーを持っていたのは41%で、両方の習慣を持っていた子どものうちアレルギーを持っていたのは31%だったとのこと。

 32歳時点で946人が皮膚プリックテストを受けたのですが、指しゃぶり・爪かみの習慣を持っていた人たちの結果は、13歳時点とほとんど変わっていないことがわかりました。

 研究結果は幼児期の指しゃぶり・爪かみの習慣により、微生物や細菌を口に入れていたことで、大人になってもアレルギーを発現する可能性が約30%~40%減少することを示しています。

 一方で喘息や花粉症については、指しゃぶり・爪かみの習慣との関連は発見されなかったとのこと。

 「悪い習慣」がいくつかのアレルギーを防止する可能性が示唆されましたが、これらの習慣は歯のかみ合わせを悪くすることや、別の感染症のリスクを上昇させることもあります。

 リンチ氏は「悪い習慣を推奨するわけではありません」と強調しており、別の子どものグループでも不衛生な習慣とアレルギーの関係を調査する追加研究が必要であると述べています。

 読んでいて今ひとつ分かりにくい内容なのですが、まあ、早い話が「指しゃぶり」や「爪かみ」をすることで体内に細菌を取り込んで、それらが免疫系に何かしらの刺激を与え細菌に対する耐性を持つようになり、アレルギーが無くなる…ということなんでしょうね。

 ホンマでっかTV!?に出演されている池田先生は「どろんこ遊びをすると、体に様々な細菌が入る事で免疫系が補強される」と言ってましたので、「指しゃぶり」や「爪かみ」をしなくても、幼少期にどろんこ遊びをしていれば、それで十分ということなんでしょうね。

 *コーホート:共通した因子を持ち、観察対象となる集団のこと。


 典拠URL
 GIFAZINE~指しゃぶりや爪かみといった「悪い習慣」にアレルギーを防ぐ力があるという研究結果 2016年07月15日 12時52分00秒
 http://gigazine.net/news/20160715-thumb-sucking-reduce-allergy/

 
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