電子小説『大丈夫、大丈夫』kindleから配信中です。あらすじ、冒頭文あり
2016 / 05 / 15 ( Sun ) 09:03:51
 ibookstore、kindleからも電子書籍を出版しています。 


 今朝の東京は晴れです。
 
 ウキウキお出掛けしたい気分です。

 おはようごさいます、kakisakasanです。


 現在、わたくし垣坂弘紫は短編小説『三歳の娘』をアマゾンkindleから配信しています。

 以下に、あらすじと冒頭文を記載しておきますので、是非読んで頂けたらと思います。


 タイトル『大丈夫、大丈夫』

 400字詰め原稿用紙換算枚数 37枚(縦書き)
 所要読書時間30分~60分。
 お値段:およそ100円。



 あらすじ

 年の暮れ、何年かぶりに横浜に雪が降った日のことだった。
 妊娠七ヶ月の裕子はお腹に張りを感じて、掛かり付けの産婦人科に行った。
 すると、切迫早産の危険性があるという事で、急遽入院することになった。
 当初は絶対安静にしておけば心配はないように思えたが、その日の夜、事態は急変した…

 冒頭文

 横浜にこれほど雪が降り積もったのは、何年振りだろうか。
 裕子(ゆうこ)は首筋に寒さを感じながらも、障子に差す光が何かいつもより明るいのに気がつくと、布団から出てパジャマの上に半纏(はんてん)を羽織った。
 寝ぼけ眼(まなこ)を引きずって障子を開けると、焼け付くような白さがぱっと裕子の前に広がった。
「わあ、綺麗(きれい)」
 とつぶやくと、思わず窓を開けてベランダに出て行った。
 うっとりした先に手を伸ばした。手のひらに触れる雪が一粒一粒と溶けていく。
 冷たさに、裕子は我に返った。
 しかし、それがまた、燃える命の強さを改めて教えてくれたようだった。
 裕子のお腹(なか)の中には、もうひとつの命が宿っている。現在七ヶ月で、お腹の張る感じで目が覚めたのは、この雪の美しさを赤ちゃんが見たがったからだろうかと、裕子は甘い想像に一人微笑んだ。
 しんしんと、静かさだけが聞こえてくるようだ。
 後ろで、和也(かずや)の寝ぼけ声がした。
 振り向くと、和也が背を向けて丸くなった。
「あっ、いけない。開けっ放しだった」
 と言って、くすっと笑うと、裕子は部屋に戻って窓を閉めた。



 kindleから配信中




大丈夫、大丈夫
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