電子小説『三歳の娘』kindleから配信中です。あらすじ、冒頭文あり
2016 / 05 / 14 ( Sat ) 08:39:44
 ibookstore、kindleからも電子書籍を出版しています。 


 今朝の東京は晴れです。
 
 絶好の洗濯日よりです。

 おはようごさいます、kakisakasanです。


 現在、わたくし垣坂弘紫は短編小説『三歳の娘』をアマゾンkindleから配信しています。

 以下に、あらすじと冒頭文を記載しておきますので、是非読んで頂けたらと思います。


 タイトル『三歳の娘』

 400字詰め原稿用紙換算枚数 40枚(縦書き)
 所要読書時間30分~60分。
 お値段:およそ100円。



 あらすじ

 ある日、三歳の娘である奈美はお母さんの手伝いをすると言い出した。
 奈美なりの決意を感じた母の由紀子は、奈美に料理の手伝いをさせることから始めた。
 奈美の決意…
 それは、飲酒運転によって殺された父の英樹の分まで何かを頑張ろうと言う思いであった…


 冒頭文

 明け方の涼しさは布団の温(ぬく)もりを恋しくさせて、夢はまだ枕にうっとりと揺れている頃である。それも、相手が三歳の女の子なら、まほろば(*1)は尚(なお)のこと優しく語りかけていることであろう。そうして、寝ぼけ眼(まなこ)が母の笑顔を見れば、奈美(なみ)もまた笑顔でおはようと元気よく言っていた。
 しかし、それももう、昨日(きのう)までのことである。
 あの時芽生(めば)えた小さな誓いは、母の由紀子(ゆきこ)と一緒に朝ごはんを作ることから、その第一歩を踏み出した。
 ぐつぐつと聞こえる鍋からは白い湯気が沸き立ち、奈美は椅子(いす)の上に立ってじっとそれを見ていた。
「いい、よく見てるのよ」
 と言うと、由紀子は手にしていたそうめんを鍋の中に入れた。
 そうめんは、あっと言う間にフニャッとなった。
「あぁ、チュルチュルだあ」
 奈美は大声でそう言うと、目を輝かせて、鍋の中で踊るそうめんを見つめた。
 由紀子は火を止めると、奈美を椅子から降ろした。
 床に置いていた鍋敷きに鍋を置くと、由紀子は既に味噌(みそ)を入れておいた漉(こ)し器を鍋に入れて、奈美にスプーンを渡した。
「いい、奈美。お味噌はこうして鍋につけて、そのスプーンでぐるぐる回すの。やってごらん」
 と言われると、奈美はしゃがんで漉し器を左手に持った。右手に持ったスプーンでかき混ぜると、お味噌は段々と溶けて、ダシの入ったお湯は少しずつ味噌汁色に変わっていった。



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