尾曲がり猫のルーツは?
2016 / 04 / 20 ( Wed ) 05:58:01
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 今朝の東京は晴れです。

 少しヒンヤリします。

 おはようございます、kakisakasanです。


 皆さんは、猫のしっぽと聞いて、どんなイメージを抱かれますか?

 おそらく、ほとんどの人は、長くてしなやかなしっぽを思い浮かべるのではないでしょうか。

 しかし、猫のしっぽは実に様々な形のものがあって、たとえば、先っぽが曲がっていたり、団子のように丸まっていたり…

 このようなしっぽを持つ猫を尾曲がり猫と言うそうで、それは大きく3種類に分けられるそうです。

(1)先端が折れ曲がった形の「曲がりしっぽ」。
(2)途中で切れたように短い「短尾」。
(3)カールして丸く見える「団子しっぽ」。

 で、長崎県の場合、尾曲がり猫のいる割合が全国のトップで79.0%なんだそうです。
 
 この尾曲がり猫を調査したのは京都大の野沢謙名誉教授。

 全国の1万2千匹を対象に1990年に行った調査では、尾曲がり率は長崎県に続き鹿児島県が73.9%、宮崎県が62.7%、熊本県が62.5%と九州4県が上位を独占。

 太平洋側の都市にも比較的多いことが分かったそうです。

 また、調査から20年近くたった2009年1~7月に、市民団体「長崎尾曲がりネコ学会」が長崎市中心部の4カ所で調べたところ、会員が遭遇した猫95匹のうち尾曲がりは71匹。

 率にして74.7%だったそうです。

 学会によると、日本の歴史上の絵画に尾曲がり猫が登場するようになったのは、江戸時代に入ってからだとか…

 中国やエジプトの絵画には登場せず、平安から鎌倉時代にかけて描かれたとされる国宝「鳥獣戯画」にも、まっすぐで長いしっぽの猫しか描かれていないそうです。

 しかし、1848年ごろに描かれた歌川国芳の浮世絵「猫飼好五十三疋(みょうかいこうごじゅうさんびき)」には、数多くの尾曲がり猫が登場します。

 学会の西島茂行会長(69)は「尾が曲がった猫はもともとは外来種で、江戸時代に日本に渡来して繁殖したのではないか」と推測しています。

 一方、野沢名誉教授は研究の過程で、尾曲がり猫の原産地が東南アジアで、特にインドネシアに多く生息することを突き止めました。

 江戸時代の長崎はオランダ貿易の拠点。

 貿易を担った東インド会社のアジア支店が置かれていたのがインドネシアでした。

 当時、木造のオランダ船には積み荷を食べたり、船体をかじったりするネズミを駆除するため、猫を一緒に乗せる習慣があったそうです。

 学会メンバーの高島茂夫さん(64)は「尾曲がり猫たちは貿易の中継地だったインドネシアを出航した船に乗って長崎に上陸し、定着したのだろう」と推測しています。


 長崎の尾曲がり猫たちは、その後九州各地の港へと渡り、繁殖した可能性が高いと学会では考えています。

 個性的なしっぽの猫たちは、鎖国時代の日本と海外との交易の歴史を伝える生き証人なのかもしれません。

 確かに東京に住んでいる野良ニャンコを見ていると、尾曲がり猫は少ないように思えます。

 どうですか?

 皆さんの住んでいる所では、尾曲がり猫を見かけることがありますか?


 典拠URL
 西日本新聞~長崎の猫なぜ尾曲がり? 鎖国に関連・ネズミ退治に鍵
2016年04月07日 23時00分
 http://www.nishinippon.co.jp/nnp/national/article/236560

 
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