電子小説『うそを大切に』kindleから配信中です。あらすじ、冒頭文あり(ホームドラマ)
2016 / 03 / 26 ( Sat ) 07:41:17
 ibookstore、kindleからも電子書籍を出版しています。


 今朝の東京は曇りです。

 風が冷たいです。

 おはようございます、kakisakasanです。 


 現在、わたくし垣坂弘紫は短編小説『うそを大切に』をアマゾンkindleから配信しています。

 以下に、あらすじと冒頭文を記載しておきますので、是非読んで頂けたらと思います。


 うそを大切に

 400字詰め原稿用紙換算枚数 36枚(縦書き)
 所要読書時間30分~60分。
 お値段:およそ100円。


 あらすじ

 安住高廣は二人の娘を持つ父親である。

 毎朝、高廣は長女のまりあを自転車に乗せて幼稚園に送っていた。

 仕事に追われる高廣には、この時間はまりあとスキンシップを図れる貴重なひとときであった。

 ある日、いつものように自転車で送っていると、まりあが「鶴の折り方を教えて」と言ってきた…


 冒頭文

「いってきまあす」
 そう言って、まりあが手を振ると、高廣(たかひろ)も、
「じゃあ、行って来るよ」
 と言って、自転車に乗った。
 奈々子(ななこ)は、乳飲み子のほのかを抱いて、
「行ってらっしゃい、気をつけてね」
 と言って、二人を見送った。
 送迎バスはあるものの、高廣は毎朝、まりあを幼稚園に送り届けていた。
 高廣が家に帰るのは、いつも夜の九時くらいである。躾(しつけ)として、九時にはまりあを寝かせている高廣にとって、起きているまりあと接する時間はないに等しい。何とかスキンシップを図(はか)りたいと思っている高廣には、だから、この時間は、まりあと話せるせめてもの一時(ひととき)なのである。
 まりあも、パパとお話できるのがうれしいようで、幼稚園であった事を、あれやこれやと話してくる。
 昨日(きのう)は、
「まりあね、きのう、大きな声で、おうたをうたって、せんせいにほめられたんだよ。パパは会社で、どんなおうたをうたうの」
 幼稚園でしている事が、そっくり会社でも行われていると思うところが、いかにも子供らしい。
「パパはSMAPを歌ってるよ」
 と言うと、
「じゃあ、パパは中居君だ」
 と、まりあは言った。
 どうやら、それは下手くそと言う意味らしい。
 高廣は、正直、ぐさっと来た。



 kindleから配信中


うそを大切にkindle




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