グラフェンは太陽光発電を向上させることが出来るか?
2016 / 03 / 07 ( Mon ) 05:59:36
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 今朝の東京は雨です。

 かなり暖かいです。

 おはようございます、kakisakasanです。


 皆さんはグラフェンという言葉を聞いたことがありますか?

 グラフェンとは、炭素の同素体の一種であり、炭素原子1個分の厚さしかない平面状の物質であり、炭素原子のsp2結合によって形成されたハチの巣状の結晶格子で構成されています。  

 ( ̄ω ̄;)ンーー

 まあ、難しいことは抜きにしまして、今日ここで言いたいのは、このグラフェンを使うことで、太陽光発電の発電効率を大幅にアップさせることが出来るかもしないと言うことなんです。

 グラフェンは光学的にも、紫外線から可視光線、そして赤外線まで、幅広い周波数の光を均一に吸収できるという興味深い特徴があります。

 ただ問題は厚さが原子ひとつ分しかないので、光や熱の吸収効率は高くないことなんです。

 そこでイギリスのサリー大学の研究チームは、自然の素材にヒントを求めました。

 そうしたら、あったんですよね。

 それが、蛾の目なんですよ。

 (・0・○) ほほーっ

 論文共著者のRavi Silva氏はプレスリリースで次のように述べています。

「蛾は目の微細な構造によって、非常に暗い環境でも目が見えます。これは光を目の中心へ集めるという機能を有しており、さらに捕食者に居場所を知らせてしまう反射を抑えるという効果もあります。我々は同様の手法を使い、グラフェンを同じようにパターン化することで、非常に薄く、かつ効率的に光を吸収する素材を作り出しました。」

 グラフェンのシートの光吸収率は、通常だと2~3%しかありません。

 でもSilva氏らの開発手法によって、95%というほぼ完ぺきな吸収率が実現されました。

 この「ナノ・テクスチャリング」という新手法によって生み出された素材によって太陽光パネルをコーティングすれば、発電効率を大幅に向上させられます。

 そうすれば、たとえば家の中のような薄暗いところでも太陽光発電が可能になり、将来、家電に必要なエネルギーは壁紙発電で全部OK、なんてことになるかもしれません。

 技術は日進月歩で進んでいますから、そう遠くない将来、この技術が太陽光パネルに装備されるのは間違いないと思います。

 ただ、コストの問題がありますから、それをクリアするのが大変なんだろうとは思います。

 太陽光発電を日本の基幹エネルギーにする気が本当にあるのなら、日本政府は補助金を付けてこの技術の共同開発をするべきでしょうね。


 典拠URL
 gizmodo.jp~グラフェンを蛾の目みたいにしたら、壁紙で太陽発電ができるかも 2016.03.04 14:05
 http://www.gizmodo.jp/2016/03/graphene_mothseye.html

 
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