とっても素敵なお話
2014 / 12 / 26 ( Fri ) 06:16:26
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 今朝の東京は晴れです。

 暖かい日本茶を飲んでます。

 おはようございます、kakisakasanです。


 東京は港区の六本木…

 そこには「現代性」と「国際性」を理念とした森美術館があります。

 この美術館に一人の女性が訪れました。

 彼女の名前はアリス(22)。

 日本の東京で暮らし始めて3か月というフランスの女性です。

 彼女は『リー・ミンウェイとその関係展:参加するアート―見る、話す、贈る、書く、食べる、そして世界とつながる』という芸術展を鑑賞していました。

 すると、その中に『ひろがる花園』という作品が…

 そして、その作品には次のような説明がありました。

「この花を一輪だけ、自由に持ち帰っていいです。ただし、美術館から自宅に帰るとき、ここに来た道とは別の道を通って、偶然出会った知らない人へこの花を贈ること。それがこの花を持ち帰る約束」と言うことでした。

「ひろがる」とはこの場で起こる出来事ではなく、美術館の外で花開く「人との出会い」のことだったのです。

 以下は、アリスが海外掲示板redditに投稿したその出来事についての内容です。

 もしパリだったら、こんな風に大胆なことはしないかも。でもここは東京だもの。私も花を摘んじゃった。

 摘んだ花が枯れないようにスタッフの人がジェル入りの袋にいれてくれた。

 美術館からの帰り道、誰かにこの花をあげることがちょっと恥ずかしくてどうしようかと考えていた。もし誰にもあげられなかったら、自分の部屋に飾っちゃってもいいやって思ってた。

 そんなことを考えながら歩いていると、ある一人の男性が目に入った。地下鉄で働く駅員さんだ。彼らはいつも休むことなく働いている。その男性がとても疲れているように見えた。なんだか不機嫌そうにも見えた。そこで私は勇気を振り絞った。この男性に花を渡そう!って。

 彼の名はダイスケ。ネームプレートにそう書いてあった。彼は英語を話すことができなかったし、私の日本語もいまいちだった。でもこれだけはわかった。花を受け取った彼がとても驚いていたこと。そして嬉しそうに微笑んでくれたこと。そのはにかんだ笑顔がとてもうれしかった。

 あの日あの時、あの場所にいた周りの人は何が起きたのかわからなかったようだけど、そんなこと気にしない。私はあの美術館のおかげで日本人の最高の笑顔を見られたことがとっても嬉しかったのだ。


素敵なお話6

 この映画のようなワンシーンは本当にあったこと。

 平凡な毎日に、小さくて、しかし、震えるときめきをもたらした『ひろがる花園』。

 そして、それを真摯に行ったアリス…

 kakisakasanはちょっぴり泣けちゃいました。(TwT。)

 皆さんも、素敵なお話と思いませんでしたか。 


 典拠URL
 カラバイア~見知らぬ誰かに1輪の花を。日本に住むフランス人女性が花を渡したある日本人のはにかんだ笑顔がまぶしかった。
 http://karapaia.livedoor.biz/archives/52180458.html
 多摩美術大学芸術学科~【Webzineタマガ】知らない人へ花を贈るアートとは?〜リー・ミンウェイとその関係展/タマガ評 2014年10月16日
 http://www2.tamabi.ac.jp/geigaku/tamaga141016/

 

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