撥水砂が砂漠化を防ぐ
2014 / 11 / 22 ( Sat ) 09:48:36
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 今朝の東京は晴れです。

 比較的暖かいです。

 おはようございます、kakisakasanです。


 昨日、いや、一昨日だったかな、アメリカが大寒波に見舞われて、なんとハワイでも氷点下になった…

 そんなニュースを目にしました。

 おそらくハワイの氷点下は、標高の高いところで観測されたと思いますが、それでも、常夏のハワイというキャッチフレーズを考えれば、凄いことですよね。

 地球は本当に温暖化に向かっているのかしら…

 と、つい疑ってしまいますが、ただ、温暖化という言葉に隠れてしまって、実はもっと大変なことが世界では起こっているんですよね。

 それが砂漠化…

 ほとんど知られていないと思いますが、お隣の中国では砂漠化が加速していて、それを何とか食い止めようと植樹をしているんです。

 確かねえ、中国の人工植樹・造林規模は世界一だったと思います。

 もちろん、砂漠化は中国に限ったことではなく、世界規模で起きていることなんです。

 この地球上から植物が消えてしまったら、間違いなく人類も滅びてしまいますから、当然何とかしなければなりません。

 そこで注目されているのが、パナソニックの開発した「魔法の砂」、すなわち「撥水砂(はっすいさ)」なんですよ。

 見た目は普通の砂と見分けがつかないそうなんですが、水をかけてみると違いがはっきりするんですって…

 (・0・○) ほほーっ

 普通の砂では水がどんどん下へ染み込んでいくのに対し、撥水砂は時間がたっても水の固まりが乗ったまま…

 では、なぜそうなるのかと言いますと、砂粒の大きさは共に直径約200マイクロメートルと変わらないのですが、撥水砂には砂粒ひとつひとつの表面に特殊な膜が形成されているんだとか…

 同様に見えるのは、膜の厚さが数ナノ(1ナノは10億分の1)メートル、つまり1ミリの100万分の1しかなく、人間の目はおろか、顕微鏡でも確認できないほど薄いためなんです。

 ですから、普通の砂であれば、水は砂粒の隙間を通って染み込んでいくんですが、撥水砂は砂表面の撥水力に水の表面張力が加わることで浸透を防ぐんですって…

 でも、酸素などの気体が通るくらいの隙間はあるんだそうです。

 すげえ~w( ̄o ̄)w

 では、具体的にどんなふうに役立てるのかと言いますと…

 まずは、乾燥した土地での農業…

 乾燥地帯では、塩分を多く含んだ地下水が吸い上げられ、それが地表に届くことで、植物が枯れやすくなります。

 でも、地中に撥水砂の層を作ってやれば、雨水を長期間保持できるうえ、塩害にもさらされずに済みます。

 保水シートを敷く場合と違い、通気性は維持されるため、植物の呼吸を妨げることもありません。

 基礎研究を担う先端研究本部の美濃規央(みの のりひさ)前主幹研究員は「地球温暖化や過剰開墾によって、陸地の4分の1で乾燥地化が進んでいるとされる。この技術が問題解決に役立てば」と言っているそうです。

 後、他の使い道としては、たとえば、道路の下に敷けば長時間水を蓄え、路面温度を低く保てるため、ヒートアイランド効果を抑制できる可能性がある…

 砂粒の隙間を気体だけが通り抜ける性質を利用し、水蒸気だけを通す仕組みを海水淡水化設備に取り入れれば、水不足解消に役立てられるかもしれない…

 この撥水砂の基本技術は以前からあり、IHジャー炊飯器で内蓋の汚れ防止用に採用されたのが初めてなんだとか…

 しかし、その後は材料の改良で対応するようになり、一時は出番を失ったそうです。

 しかし、美濃規央さんは粘り強く地道に研究を続け、応用可能性を探ってきたそうです。

 もともとは電器製品で使うはずが、ひょっとしたら、地球温暖化・砂漠化の救世主となるかもしれない。

 地道な研究って、やっぱり大切なことですよね。(゚∇^d)  


 典拠URL
 産経新聞~パナソニックの「魔法の砂」 撥水砂が切り拓く「乾燥地の緑化」
 http://www.sankei.com/economy/news/141109/ecn1411090004-n1.html

 
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