猫が魚を食べるイメージはサザエさんの歌のせいなのか?
2014 / 11 / 21 ( Fri ) 06:24:41
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 今朝の東京は晴れです。

 雲も若干多めです。

 おはようございます、kakisakasanです。


 今日は、タイトルにありますように「猫が魚を食べるイメージはサザエさんの歌のせいなのか」について、ブログを書いていきたいと思います。

 そもそも、今回どうして、このようなタイトルを思いついたのかと言いますと、こちらの記事を見たからなんです。

 週アスPLUS 11月9日~猫が魚を食べるイメージはサザエさんのせいだと思う」“猫専門医”服部幸氏が語るキャットライフ 文●田中里津子 編集●ナベコ 撮影●平原克彦
 http://weekly.ascii.jp/elem/000/000/272/272757/

 で、以下が記事内容です。 

 速水:昔はねこまんまって、ごはんに味噌汁ぶっかけたものを猫にあげていた時代もあって。それって完全に間違ってたわけですよね。

 服部:そうですね。だけど、猫って魚を食べるイメージがあるじゃないですか。

 速水:強くあります。サザエさんの主題歌でも歌われていますし。

 服部:あれってホント、サザエさんのせいだと思うんです(笑)。ヨーロッパの猫の栄養学の本にはトピックス的に「めずらしいことに日本では猫に魚をやっているんですって」なんて書いてあるんですよ。そのくらい、ちょっとアブノーマルなことなんです。

 速水:ええっ、そうなんですか?

 服部:欧米では肉をあげるのが常識ですね。漁港にいる猫たちにしても、サバやサンマとか海にいる魚って本来なら猫は食べられないものじゃないですか。本当はネズミとかウサギ、ハト、そういったものを食べて昔の猫は育っていたはずなので。だから、魚は少しつまむ程度なら問題ないですが、主食にするのは本来の食生活から大きく外れた食事なんです。とくに青魚はあまりよくない。貝やイカなど軟体動物も食べさせないほうがいいです。

 速水:ふうむ。でも猫はふつうに小さいころから魚の匂いを嗅ぐと食べたがるじゃないですか。

 服部:匂いは、ようはアミノ酸の匂いというか。

 速水:肉でも反応しますか。

 服部:すると思いますよ。よく、おやつに煮干しをあげていいですかって聞かれるんですが、何匹あげてるか聞くと10匹、20匹っておっしゃる。だけど猫の体重って4キ ロくらいですよね。そうすると40 キロの人間が煮干を100匹食べているのと同じですから。そんな に煮干しを大量に食べていたら病気になると思いませんか。

 速水:ではオススメのおやつは。

 服部:鶏のささみをゆでたり、豚肉を油を使わずに焼いたりゆでたものがいいと思いますよ。


 東京猫医療センター院長
 服部 幸

 1979年、愛知県生まれ。2003年北里大学獣医学部卒業。動物病院勤務後、2005年より猫の専門病院院長。2006年、アメリカのテキサス州にある猫 専門病院" Alamo Feline Health Center "にて研修プログラム修了。2012 年" 東京猫医療センター"を開院。2013年には、国際猫医学会よりアジアで 2件目となる"キャットフレンドリークリニック"のゴールドレベルに認定された。主な著書に『猫の寿命をあと2年のばすために』(トランスワールドジャパン)など。猫専門医として、新聞・雑誌の監修やテレビ、ラジオ出演も多数。

 今回の聞き手
 速水健朗(はやみずけんろう)
 '73年11月9日生まれ、石川県出身。編集者・ライター。著書に『ラーメンと愛国』(講談社刊)、『自分探しが止まらない』(ソフトバンク刊)ほか。

 http://www.hayamiz.jp/ 

 これを読まれて、みなさんはどう思われましたか?

 正直言いまして、それはちょっと違うのではないかと…(´-ω-`) ンー

 まず、身近な具体例で言いますと、kakisakasanは『猫の集う木』という小説を書いていますが、この中で、猫のみるくは魚には関心を示すが、すき焼きには目もくれないと言う内容を書いているんですよ。

 これって、実体験なんですよ。

 食卓に刺身が並んだ時は『私にも下さい』と言わんばかりに来るのに、すき焼きの時には、全く無関心で毛づくろいをしてましたからね。

 で、この事を猫を飼っている方に話すと「うちも、そうよ」と当たり前のように言われたことが何度かあります。

 もちろん、肉好きな猫もいるとは思いますよ。

 野良ニャンコの主食もおそらくネズミが多いと思います。

 でも、ヨーロッパの猫の栄養学の本にはトピックス的に「めずらしいことに日本では猫に魚をやっているんですって」なんて書いてあるんですよ。そのくらい、ちょっとアブノーマルなことなんです。と言うのは早計だと思うんです。

 そもそも、ヨーロッパは大陸であって、パリを初め、マドリードやミュンヘンと言った大都市は内陸部に存在している方が多いです。

 そうなると、人間の主食は魚よりも飼育されているもしくは猟で狩られた肉になるでしょうから、飼い猫も当然肉を分け与えられていたと思います。

 その考えでいくと、日本の場合、人が集落を作っているのは、主に海岸沿いですよね。

 貝塚の発見はその顕著な例だと思います。

 でも、古の都である平城京や平安京は内陸です。

 ( ̄ω ̄;)ンーー、これではヨーロッパと同じだ…

 でも、違うこともあります。

 日本の場合、仏教の教えによって、貴族の間では次第に獣肉を食べないようになっていったそうなんです。

 となると、猫を飼っていた貴族が自ずと餌として与えていたのは、魚介類であった可能性は高いと思われます。

 また、江戸時代では、幕府が生類憐れみの令を実施したことにより、獣肉を食べないことに拍車がかかりました。

 となると、都市部に住んでいた猫は、飼い猫のみならず、野良ニャンコも魚を食べていた可能性が高かったと思われます。

 時代劇では、猫が魚を盗む場面を見たこともあるし…

 獣肉消費量が魚肉を上回るのは第二次世界大戦後の高度成長期より後のことであるのを考えると、人間の周囲で生活をしていた猫もまた、魚が主食だったはずです。

 欧米と比較した場合、日本の猫の魚消費量は絶対的に多いはずですし、何百年という月日を経て、猫の食に対する好みが肉から魚に自然と変化するのは、当たり前だと思います。

 ひょっとしたら、遺伝子レベルで変化しているかもしれません。

 だからね、欧米では肉をあげるのが常識ですね。という考えには賛同出来ないんですよ。

 欧米には欧米の猫歴史があり、日本には日本の猫歴史があるんですよ。

 だから、まずは、日本の猫歴史をきちんと研究して、日本猫の魚介類に対する適応力と欧米猫の魚介類に対する適応力の比較精査をして、それでも尚、欧米の言っている事が正しいと言う事になれば、欧米では肉をあげるのが常識ということに納得しますけど、日本の猫歴史を無視して、欧米の考えを押しつけるのは、乱暴な考えだと思うんですけどね。

『サザエさん』がテレビで放映されるようになったのは、昭和44年。

 それを描かれた長谷川町子さんは戦前の生まれですから、お魚くわえたドラ猫を実際に見られたのではないでしょうか。

 いや、ひょっとしたら、長谷川さんご自身がドラ猫を追いかけたのかもしれません。

 猫が魚を食べるイメージはサザエさんの歌のせいなのか?

 kakisakasanは、絶対に違うと思うんですけどね。 


 参考文献
 ウィキペディアフリー百科事典~日本の獣肉食の歴史
 
 
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