下北沢論争
2006 / 10 / 21 ( Sat ) 12:20:00
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 今朝の東京は曇りです。(←アップした頃には腫れました229)

 鳥のさえずりが、どこからか聞こえてきます。

 子供の泣き声も聞こえてきます。

 風がとても涼しいです。

 おはようございます、kakisakasanです。410



 ここ2・3日のニュースで下北沢の再開発を取り上げていました。

 何でも、小田急線が地下を走るようになるので、地上駅の跡地をどうするのかということで、道路を走らせようと言うものらしいです。

 で、どうしてそんな話が起きたかと言うと、下北沢は大変ごちゃこぢゃしていて、火災が発生したときなど何かしらの災害が起きたとき、対処できないからだとか…

 消防車450が入ってこれないような状況では、火災の場合、延焼を食い止められないではないかと言うことです。

 なるほど、ごもっともな話です。391

 しか~し、それに反論する人もいるようで、それはどうしてかと言うと、あのごちゃごちゃした感じが下北沢らしいのであって、街の真ん中に道路を作ったら、それはもう下北沢ではなくなると言うものです。

 その意見も、確かに一理あるんですよね。

 kakisakasanも下北沢には何度か行ったことがありますが、あの込み入った感じが面白いんですよ。

 混沌とした中にも、何か目に見えぬ理路整然としたものがある。

 それが下北沢の魅力であると思います。

 結論としては、区議会で道路を作る方針が決定したようですが、ニュースを聞いていると、どうも釈然としないですよね。

 確かに、消防車が通れるようにしておかないと、万が一にも火事42が起きたときは、あの街は大変なことになると思います。

 風が強い日にでも発生したら、延焼はどんどんひろがると思います。

 死傷者もたくさん出ると思います。

 そのいい一例が、ドンキホーテの火災です。

 ドンキホーテの売りは、わざと店内をごちゃごちゃさせて、どこに何があるか分からない、だから、何か面白いものがあるんじゃないかと思わせるところです。

 しかし、それが仇となったところがあって、女性店員が亡くなりました。

 下北沢は、それが建物内ではなく、街全体ですから、どえらい事になるのは、容易に想像されます。

 しかしですよ、反論として上げられる下北沢らしさを、では、あっさり放棄していいのかと言うと、それはおかしいと思います。

 駅敷地跡はかなりの面積がありますから、それを道路にするとなると、間違いなくこれまでの下北沢とは一変します。

 今まで足しげく通っていた人達の足が遠ざかる可能性は大いにあります。

 下手をすると、街が寂れるかもしれません。195

 逆に、それが新しい下北沢を生み、新しい文化を形成するかもしませんが、今まで下北沢を愛してきた人達の下北沢ではやはり無くなると思います。

 でね、kakisakasanが釈然としないのは、賛否両論がある中、どうすれば双方納得できる方向へ導けるのか、お互い意見交換をした事があるのだろうか、と言うことなんです。

 ニュースを見た限りでは、そんなことは無かったのではないかと思います。

 物凄いうがった見方をすると、区議会議員は、建設会社から既にいや~な懇ろを受けているのではないかと勘繰りたくなります。403

 では、どうすればいいのかということになりますが、kakisakasanは道路にするのは反対します。

 しかし、駅敷地跡に何かを建設することも反対です。

 一つの案としては、広場としてその場所を確保すると言うことです。

 文化という側面で、その広場を活用する場合は、たとえば石原都知事が大道芸人の人達の活躍の場を広げるために都庁前を開放してたと思いますが、それと同様のことをしてみる。

 日本人だけでなく、世界にはいろんな芸人さんがいると思いますから、そのような人達に来てもらい、パフォーマンスをしてもらう。

 そうすれば、下北沢を世界にアピールすることが出来ますし、下北沢が世界へ情報を発信する場となる可能性があります。

 また、大学や専門学校生など、クラブやサークルをしている学生たちに、色々と企画を出してもらって、これはいいと思うものがあれば、それを行うための場を提供する。

 ちょっと話がそれますが、確かHEYHEYHEYと言う歌番組でドリカムが出ていたときのことです。

 アメリカで、ストリートパフォーマンスをする場所があって、自由にやっているから、それに参加したいと思ったら、当局に許可を得ないと出来ないと言われて、驚いたと言う話をしてまいました。

 日本人は、とかく「自由」と言う意味を"自分勝手にやっていい"と思っているようですが、それは全く違います。

 自由とは、個々人が責任ある行動をする範囲内においては、第三者は干渉しないと言うことです。

 自由と言う権利を主張したいのなら、その自由に伴うだけの義務をその人は背負うと言うことです。

 バスケットと言うスポーツをするとき、コート内を走れるのは、ドリブルをしいる間だけです。

 それを無視して、ボールを持って走ったら、バスケットと言うスポーツは成立しません。

 逆に言えば、ドリブルをしていれば、股にボールを通したり、背面でドリブルの切り替えをしたりするのは自由なんです。

 自由とは、つまり、創意工夫でもあるんです。

 下北沢の周辺は、すぐ住宅地ですから、広場でパフォーマンスを行うとしても、極端に危険な行為や騒音を立てる行為は禁止する。

 どうしても行わざるを得ない場合は、パフォーマンスを行う人達は、近隣住民に対して頭を下げる。

 自由には、礼儀も伴います。

 そうしたことを促すことで、これまでの下北沢の延長線上に新しい下北沢を作り出す。

 真の自由と言う旗印のもとに…

 で、今度は防災と言う面、特に火災の場合、まず消防車を引き入れる場所として、その広場を使うのは勿論ですが、ただ場所があればいいということではないですよね。

 普段はパフォーマンスに使うわけですから、そのための設備があったりして、いざ消火と言うとき邪魔になる可能性があります。

 なので、どのような広場を作ればいいのか、都市設計のデザインを一般公募して、文化と防災の両面をうまく機能させる街づくりをする。

 そして、これを一つのモデルケースにする。

 下北沢に似た街は、他にもいくつかあります。

 自由が丘がそうですよね。

 路線が交差していて、駅周辺はごちゃこぢゃしている。

 下北沢の問題は、下北沢だけにとどまらないということです。

 とまあ、kakisakasanなりの考えを書きましたが、じゃあ、これを管轄・運営は誰がするのと、きっと区役所の人は言うんでしょうね。

 もちろん、あなた達ですよ、区役所の皆さん。

 少なくとも、音頭はとらなければダメですよ。

 その後で、下北沢の人達が、戦国時代の堺みたいに、独立して街を運営するかどうかは、また別の問題です。

 時代は刻々と変化して、今や公務員は受身の仕事ではダメなんです。

 面倒くさいと言っていたら、ダメなんです。

 地方行政を独立行政とする動きは、その速度は遅くても着実に動いています。

 公務員はクビにならないから、大丈夫さあなんて思っていたら、大間違いです。

 街が生き残るためには、そこに住む人達が、街を愛さなければ…

 そのための努力を、公務員の人達は払わなければなりません。

 区議会議員の人はなお更です。

 ちゃんと努力すれば、きっと協力してくれる一般市民も集うと思うんですけどね。

 下北沢は、とにかく熱い街ですから。

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comment
**お久しぶりです(^ω^)**

お元気ですか?
eluttiはおかげさまで元気にやっています(^ω^)
お月見うさちゃんかわい~♪
やっぱりためになるお話がいっぱいでいいですね(^ω^)
たまった分ゆっくり読ませていただきますね~(^^)/
by: elutti * 2006/10/21 14:54 * URL [ *編集] * page top↑
**エルモさんへ**

お久しぶりです。
元気な声を聞けて、嬉しいです。
日記、再会されるんですね。
楽しみにしてますよ。
by: kakisakasan * 2006/10/21 17:41 * URL [ *編集] * page top↑
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