テレビ局には、競う報道ではなく協調する報道をしてほしい
2011 / 03 / 16 ( Wed ) 20:45:28
 

 今宵の東京は晴れです。

 午前中は暖かかったのですが、夜が近づくにつれ寒くなりました。

 こんばんは、kakisakasanです。


 昨夜、静岡県で震度6強の地震がありました。

 東京も揺れました。

 報道では震度3とありましたが、体感的には震度4はありました。

 本来なら、これはトップニュースであるはずですが、東北で起きた地震が余りも巨大で、その上、原発の度重なる事故にかき消されてしまっています。

 報道によると、今のところ、負傷者は出ているものの、皆さん軽傷のようです。

 不幸中の幸いに、ホッとしました。

 kakisakasanの場合、地震及びそれに関連するニュースは、テレビとネットニュースが主な情報源です。

 震災に見舞われた人達も、その情報をほとんどテレビから得ているそうです。

 言い換えれば、それだけテレビの情報は伝達能力に優れていると言う事です。

 そう、だから…

 だからこそ、どうして各テレビ局はその情報伝達能力を駆使して、被災者に向けて情報を発信しないのでしょうか。

 一番情報を必要としているのは、被災者なんです。

 もちろん、直接被害に遭わなかった私達も情報を必要とします。

 親戚や友人・知人の安否確認のために必要であり、災害による私達の生活への影響を知ることも大切です。

 その影響を知れば、私達がするべき事は何なのか、考える事が出来ます。

 しかし、最優先されるのは被災者なんです。

 特に、今回のような広い地域にわたり猛烈な被害がもたらされた状況下では、携帯による連絡や行方不明者名簿の張り出し等で情報を得るのは不可能と言っていいです。

 しかし、テレビならそれが可能なんです。

 各テレビ局が協力し合い、被災地を担当ブロックに分けて、その地域を徹底取材して情報を被災者に提供する。

 一例を言えば…

 日本テレビとTBSは岩手、フジテレビは宮城、テレビ朝日は福島、テレビ東京は関東、NHKは原発…

 地域を限定して取材すれば、各テレビ局はそこに集中できますから、徹底した情報収集が出来ると思います。

 行方不明者は誰なのか、どのくらいの人数が行方不明なのか、必要な物資は何なのか…

 今でも、それらに関しては報道されていますが、もっときめ細やかな、それこそ一人一人の名前まで調べようと思ったら、大変な作業でも出来るはずです。

 そして、収拾したそれらの情報をテレビで流せば、誰がどこの避難所にいるのか、誰がまだ行方不明なのか、一目で情報を得ることが出来ます。

 テレビ局もHPを開設していますから、ネットで情報を流せば携帯で見ることも出来ます。

 電波が届かなかったら、整理した情報を現地でプリントアウトして、配布することだって出来ます。

 パソコンとプリンタがあれば可能な事ですし、中継車ならそれらを積んでいるはずです。

 テレビカメラで行方不明者の張り紙を撮影しても、一体誰が行方不明なのか分からないじゃないですか。

 まさか、個人情報保護法があるから、電波に載せられないって事はないですよね。

 物資だって、津波が根こそぎさらってしまいましたから、何もかもが不足しているのは間違い無いんです。

 しかし、それでも、集めた各地の情報を比較整理すれば、その地域地域で本当に必要な物資が浮き彫りにされるはずです。

 お年寄りの多い所もあれば、子供が多い所もあるでしょう。

 また、物資が届きやすい地域もあれば、届きにくい地域もあるでしょう。

 それらを精査して、物資を輸送する人達に提供すれば、現状よりももっときめ細やかな対応が出来るはずなんです。
 
 しかし、各テレビ局が行っている報道は「何が足りませんか」「何が必要ですか」とインタビューをして、ただそれを流すだけ…

 「物資が届かない場所もあるようです」と言っているだけ… 

 そして、政府の対応の遅さを批判…

 だから、菅総理の記者会見を見ながら「ふざんけんなよ、また原発の話なんだろ、どうせ…」「だから、こっからあげられる情報はないって言ってるのに…」「笑えてきた…」とテレビスタッフは不謹慎な発言をするんです。(情報元:you tube “フジテレビ 菅総理会見中継中に謎の声”より)

 どのような状況下にあろうとも、被災者の立場で、被災者の目線で物事を考えればこんな言葉は絶対に出て来ません。

 それが出て来るのは、飽くまでテレビが主体であり、テレビが番組を作っているのであり、すなわちテレビ番組制作のためにネタが必要だと考えているからです。

 被災者はテレビのコンテンツではないんです。

 テレビが世の中の中心ではないんです。

 それを思うと、本当に腹立たしいですが、でも、やはりテレビはすごい力を持ってるんです。

 各局が震災番組の視聴率を競うのではなく、お互いに協調して、役割を分担して、被災者の立場になって報道すれば、絶対に報道の内容が変わるはずです。

 原子力や災害の専門家の人達もテレビ局をたらい回しされなくてすみます。

 「私達は被災者と援助者の架け橋になるんだ」

 そう言う気持ちで仕事をしてください。
 
 ですから、テレビ局を代弁して申し上げておこうと思います。

 テレビ局の収入源は広告ですから、それを放送出来ないのは大変な痛手です。

 でも、非常時にCMを流すのは不謹慎だと思われる方も大勢いらっしゃると思います。

 テレビ局も、その点を考慮して現在公共広告機構(AC)のCMを放送しています。

 しかし、何日も続けるわけにはいきません。

 テレビ局で働いている人達にも家庭があり、家族があるわけですから、生活費を稼がなければなりません。

 震災の情報をテレビで得ている私達は、その点に配慮しなければいけないと思います。

 ですから、マスコミが政府や東電に説明責任を求めるように、各テレビ局はテレビで情報を得ている私達に説明責任を果たした後は、CMを流して構わないと思います。

 被災地には、まだまだ多くの行方不明者がいます。

 生き残った人達の本当の苦労はこれからです。

 原発事故も終息に向かう気配がありません。

 テレビの力はますます求められます。

 「私達は被災者と援助者の架け橋になるんだ」

 その気持ちを肝に銘じて、この先の報道をして頂きたいと思います。

 

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